正直、最初は不安でした。比較サイト『mikataa.com』のライターとして、日々最新のガジェットを追っていますが、メイン回線を楽天モバイルに切り替えるのは勇気がいりますよね。ネットで「楽天 モバイル デメリット」と検索しては、通信品質の悪評を見て二の足を踏んでいる方も多いはずです。
私は今回、メイン端末に楽天モバイルを挿し、都市部から地方まで3ヶ月間みっちりと使い倒しました。結論から申し上げますと、「建物内や通話品質に一癖あるのは事実。しかし、それを補って余りある圧倒的なコストパフォーマンスがある」という一言に尽きます。後悔したポイントも、逆に「もうこれ以外ありえない」と確信した理由も、すべて包み隠さず本音でシェアします。
ヶ月使って感じた楽天モバイルのデメリット
ガジェット専門ブロガーとして、まずは皆さんが一番気になる「現実的な欠点」から切り込みます。
通信が不安定な場所がある(人口密集地や郊外)
自社回線エリアは拡大し続けていますが、やはり大手3キャリアと比較すると、郊外の山間部や特定の人口密集エリアで電波が一本になる瞬間があります。2026年現在、日常で困ることは減りましたが、アウトドア好きの方や地方出張が多い方は、予備の回線(副回線)があると安心なレベルです。
地下・建物内での繋がりやすさ
2024年6月から待望の「プラチナバンド(700MHz帯)」が始動しました。確かに以前よりは改善されています。しかし、プラチナバンドの基地局展開は段階的。そのため、いまだに「大型ショッピングモールの最上階レストランの奥まった席」や「古いビルの地下1階」などでは、パケ止まり(通信が止まること)を感じることがあります。
混雑時間帯(通勤ラッシュ等)の速度低下
利用者が急増している影響か、朝の通勤ラッシュ時の主要ターミナル駅や、12時台のお昼休みは、動画の読み込みが数秒遅れることがあります。SNSの閲覧程度なら問題ありませんが、高画質な動画をリアルタイムで快適に見たい層には、少し気になるポイントかもしれません。
Rakuten Link(通話アプリ)の品質
無料で通話ができる専用アプリ「Rakuten Link」ですが、電波状況が不安定な場所では、声がロボットのように途切れたり、遅延が発生したりすることがあります。 ここが注意点ですが、 Linkの品質が悪いからといってOS標準の通話アプリを使うと、30秒ごとに22円(税込)の通話料が発生します(※15分通話かけ放題オプション未加入時)。ビジネスでの重要案件には、安定した通信環境での利用が必須です。
サポートや料金最安値へのこだわり
全国の店舗で対面サポートが受けられるのは大きなメリットですが、月額料金だけで見ると、3GB以下の利用なら一部のMVNO(格安SIM)の方が安くなるケースもあります。ただし、後述する「Rakuten Linkでの通話無料」を含めれば、トータルコストでは楽天が優位に立つことがほとんどです。
実際の口コミ・評判まとめ(良い・悪い)
3ヶ月間、他のユーザーの声も徹底的に調査しました。一般的によく見られる傾向を対比させて紹介します。
- 悪い口コミ(不満点)
- 「大型ショッピングモールの奥の方に行くと、急に圏外になるのがストレス」
- 「Rakuten Linkの通話中に、相手から『声が聞こえにくい』と指摘された」
- 「お昼時のオフィス街で、WEBの読み込みが明らかに遅くなることがある」
- 良い口コミ(満足点)
- 「データ無制限なので、外でテザリングを使い倒しても月額3,278円。固定回線が不要になった」
- 「楽天市場のポイントがザクザク貯まる。期間限定ポイントでスマホ代を払えるので、実質0円運用できている」
- 「海外旅行(タイ・韓国)で、着いてすぐに設定なしで2GBまで無料で使えたのが神」
それでも楽天モバイルを選ぶメリット
デメリットを理解した上で、それでも私が楽天モバイルを使い続ける理由。それは他社には真似できない「破壊的なメリット」があるからです。
データ無制限で月額3,278円の圧倒的価値
どれだけデータを使っても税込3,278円。20GBを超えた瞬間に「あ、ここからはいくら使っても定額だ」という解放感は、一度味わうと戻れません。高画質動画の視聴も、PCのテザリングも自由自在です。
楽天ポイントとの最強の相性
楽天モバイル契約者は、楽天市場での買い物がいつでもポイント5倍(SPU)になります。 ※ただし、獲得上限は月間2,000ポイントまでというルールは覚えておきましょう。それでも、スマホ代をポイントで支払えるため、楽天経済圏を活用している人にとっては、実質的な月額負担を大幅に抑えられる最強のツールです。
充実のプログラムと特典
家族や年齢層に合わせた割引が非常に強力です。
- 最強家族割:家族で使えば月々110円引き(3GBなら税込968円〜)。
- 最強青春・こどもプログラム:22歳まで毎月110ポイント還元、12歳までなら毎月最大440ポイント還元。
- 最強シニアプログラム:65歳以上なら、スマホ操作サポートや15分かけ放題込みで実質月額1,780円。
- スポーツ特典:通常月額4,500円するNBAのLEAGUE PASSや、パ・リーグの主催試合が「無料」で視聴可能です。これだけで元が取れます。
- Rakuten Saikyo U-NEXT:30万本以上の作品が見放題になるプランも登場。
海外での利便性
追加料金なし、設定不要で海外70以上の国と地域で月2GBまで無料通信が可能。短期の海外旅行なら、ポケットWi-Fiを借りる必要が一切なくなります。
デメリットは対策できる?実際にやったこと
不安な要素をどう乗り越えるか。私が実践しているテクニックを伝授します。
設定や使い方の工夫
建物内の電波が弱い時は、Wi-Fiがある環境なら「Wi-Fi通話」を活用しましょう。また、重要な通話でどうしても品質が安定しない時だけOS標準アプリを使うなど、使い分けるのが賢い方法です。
従業員紹介キャンペーンの活用(これが最重要!)
リスクを最小限にするなら、初期費用の持ち出しを実質ゼロにする「従業員紹介キャンペーン」を必ず使ってください。 一般の紹介キャンペーン(13,000pt)よりも条件が良く、他社からの乗り換え(MNP)で14,000ポイント、新規でも11,000ポイントが獲得できます。 さらに、このキャンペーンが凄いのは、「2回線目や再契約の方」も対象で、最大5回線までポイントがもらえる点。自分に合うか試すためのリスクヘッジとしてこれ以上のものはありません。
解約手数料無料という安心材料
楽天モバイルは最低利用期間がなく、事務手数料も解約手数料も無料です。「ダメならいつでも他へ移れる」という気軽さが、楽天モバイルを試す上での最大の安心材料です。
結論|楽天モバイルが向いている人・向いていない人
3ヶ月使い倒した私の結論をまとめます。
楽天モバイルが向いている人
- 月間のデータ通信量を気にせず、動画やゲームを楽しみ尽くしたい人
- 楽天カードや楽天市場を日常的に使っている「楽天経済圏」の人
- 家族割や学生・子供向けプログラムでお得に契約したい人
- NBA(月額4,500円相当)やプロ野球を無料で観戦したい人
- 年数回、海外旅行や出張に行く機会がある人
楽天モバイルが向いていない人
- 地下深くや大型施設の中心部など、電波の「死角」での利用が主目的の人
- ビジネスユースで、Rakuten Linkのわずかな通話の乱れも許容できない人
- ポイント還元などは不要で、月3GB未満の基本料金を1円でも安くしたい人
最後のアドバイス。楽天モバイルは「まずは3ヶ月試してみる」のが正解です。自分の生活圏で繋がるかどうか、キャンペーンで14,000ポイント貰いながら確かめるのが、もっとも賢い選択。合わなければ無料で解約できるのですから、迷っている時間はもったいないですよ。
よくある質問
Q1: 楽天モバイルの一番のデメリットは? A: 地下や建物の深部での繋がりやすさ、およびRakuten Linkの通話品質の不安定さです。ただし、2024年からのプラチナバンド始動により、徐々に改善傾向にはあります。
Q2: 通信は本当に遅い?(プラチナバンドの効果は?) A: 基本的には20GBを超えても速度制限なしで快適です。プラチナバンド(700MHz帯)のおかげで「建物内」の耐性は上がっていますが、全国すべてのエリアで即時に恩恵があるわけではなく、基地局の広がりを待つ部分もあります。
Q3: 口コミは信用できる?(3ヶ月使った感想は?) A: ネットの悪評は「過去のもの」や「極端な例」も多いです。私の3ヶ月の体験では、都市部なら全く支障なく、データ無制限とポイント還元の恩恵が遥かに上回りました。
Q4: デメリットを理解した上で契約すべき?(キャンペーンの活用は?) A: はい。契約するなら、一般のキャンペーン(13,000pt)よりお得な「従業員紹介キャンペーン(14,000pt)」を使いましょう。再契約や2回線目でも対象になるため、試用期間中の月額料金をポイントで完全にカバーできます。







